仮設住宅など要らない〈その2〉

こんにちは、代表の加藤です。前回の続きです。
 

前回の記事はこちら

 

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そんな環境劣悪の中で、仮設住宅の建設を待つ姿が毎度TV画面に映し出されます。
 

その度に思う事があります。
 

仮設住宅ではなく、移動住宅が有れば済む事だと。
 

かつて、アメリカを超大型ハリケーンの「カトリーナ」が襲い、ジャズ発祥の地として有名なニューオーリンズが水没した事が有りました。
 

死者、行方不明者合わせて2,500名以上、避難民120万人と言う、とてつもない災害でした。
 

その時、アメリカ政府が取った家を失った避難民への救済策が「トレーラーハウス」の提供です。
 

アメリカには、車で牽引出来る家「トレーラーハウス」を所有する人たちが数百万人居る、と言われています。
 

その所有者に呼びかけ、無償貸出を訴えた処、全米から52万台の申し込みが有ったそうです。(実際に使用されたのは、1万5千台と言われています)
日本でも、今回の熊本地震に限らず、東日本大震災には、あっと言う間に何百億円と言う義援金が集まりましたが、(熊本地震でも1週間で50億円以上)困っている人々を見たら助けたい気持ちは世界共通の人類の徳性のようです。
 

 

「トレーラーハウス」とは、どのようなものか?
 

大型バスほどの広さを持ち、4~5人家族が楽に暮らせる生活空間が有ります。
 

キッチン、バス、トイレが完備され、ベッドも十分な広さと、プライバシーを確保出来、長期間(実際にアメリカでは居住施設として使われている)暮らせます。
 

何より感心するのは、その居住性、住み心地の良さです。
 

自動車より遥かに断熱性能が優れていて、小型エアコンで丸ごと冷暖房出来、快適です。
 

東日本大震災の折り、東北地方の3月、雪降る中をテントや車中で暮らす人たちを見て思わず涙したのは、私だけではないでしょう。
 

先日、保険の営業に来られた方が九州出身との事で、「実家は無事か?」と尋ねたら、
 

「無事ですが、避難されている様子は、20年も前の雲仙普賢岳噴火で実家が避難した時と何も変わっていない様子に驚きました」と言っていました。
 

熊本地震の5年前が東日本大震災、そのまた14年前が阪神淡路大震災。
 

中越沖地震や能登地震が2007年に相次いで有りましたから、何千棟以上の倒壊被害を受けた災害が5年毎に一回は有る、と考えて間違いないでしょう。
 

その都度、被災者は、着の身着のままで放り出され、何日間も大部屋に寝かされ、冷や飯を食べ、プライバシーは冒され、ひたすら忍耐を強いられます。
 

文明国家で、世界第3位の経済大国である日本の国民の姿とは思えませんが、悲しい現実です。
 

人権が有る生活、とはとても思えない姿がそこには有ります。
 

 

よく言われる、「よその国なら暴動が起きても不思議ではない」状態なのに、じっと我慢する人たちを好い事に、全く改善の様子が見られません。
 

政治も行政も<思考停止>のごとく、20年前と変わらない状態です。
 

全壊や半壊で家に入れなかったり、倒壊して家その物が無くなってしまった人々は、
 

何ヶ月も避難生活の上、仮設住宅には入れても2年から3年程度で出ていかなくてはいけません。
 

その仮設住宅は一棟350万円、解体費用に100万円以上掛かるそうです。(信じられませんが)
 

東日本大震災の仮設住宅は、結露がひどくて、直ぐに断熱工事が追加され、150万円掛かったそうです。(信じられませんが)
 

合計で500万円の仮設住宅は、2年~3年長くても5年(それ以上持たないそうです)
 

の壽命で取り壊され、その費用が100万円以上も掛かる、と言うのです。
 

東日本大震災の時は、TVでダイワハウスの工場が映っていましたが、今度はどこのハウスメーカーが作るのでしょう。
 

 

さて、本題の「トレーラーハウス」に戻りますが、アメリカから輸入すると、大体一台700万円ぐらいします。
 

幅2200㍉~2400㍉、長さが7m~10m位のものが主流で、キッチン、トイレ、シャワーユニットなどが付いています。
 

20㎡、6坪、12帖程度の大きさですが、2段ベッドなら4~5人が寝むれます。
 

大陸のどこかで造られ、はるばる太平洋を横断して、日本国内での一棟あたりでの価格です。
 

まず、輸送コストが30%を占めている、と思われます。
 

また、一棟だけの価格ですから、量産された製造コストは300万円を遥かに下回っているでしょう。(40Fコンテナとほぼ同じ大きさなので、輸送コストは大陸間合わせ60万円位)
 

販売会社や輸入業者の利益を抜けば、300万円程度で自治体に売る事も可能ではないでしょうか?
 

つまり、「トレーラーハウス」を国産化するのです。
 

住宅会社ではなく、自動車会社や鉄道車両会社の下請けで造らせたらどうでしょう。
 

車ではないからエンジンや動力は要らない。(トラックの牽引で運ぶ)
 

シャーシと言っても、運ぶだけの台車なので、サスペンションやバネも要らない。
 

日本で700万円で売られているとすると、アメリカではその半額350万円位では?
 

それは売値であり、リティール(個人消費者)価格です。
 

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と・・・。本日もここまで。次回の続きをお楽しみに。

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