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2013/01/12

冬のCAF(全館空調)の操作について

カテゴリー:その他

第五回 『 冬のCAF(全館空調)の操作について 』

 

今年の寒さは、厳しいものがありますね。 皆さん如何過しですか? さて、今回は先日、オービーオーナー様へ伺った時の事。 リビングに石油ファンヒーターが置いてあり、なんと運転中。 「えっ、どうしたんですか?」の私の問に「CAFだけだと、寒くて 先日、他の人に聞いたら、その方もファンヒーターを使っていると言ってた」 とのご返事。 CAFのコントローラ-を見ると、設定温度が<18°>、ファンヒーター の設定温度は、<22°>、意味が解らない! 「どうして設定温度を18度にしているのですか」と再び質問。 「夜、寝る前に18°に下げて子供が、布団を肌蹴ないようにしている」 とのお答え。 朝になると18°では寒いので、22℃ぐらいにするけど、中々暖かくならない ので、ファンヒーターで暖めることにしたそうです。 皆さんは、まさかこのような使い方をしていませんか?

<CAFは、空気を暖める暖房ではありません。>

室温を一定に保つことによって、建物自体を設定温度にする仕組みです。 つまり、22℃の設定にしたら、床や壁、天井に家具に至るまでをその温度に するのです。 一旦温まった物体は当然、空気より質量が大きい為、冷めにくく、少々外の空気 が入っても、簡単には冷えません。 しかし、その反対に、一旦冷えてしまうと中々温まらないのです。 エアコンで暖めた部屋は、切ると直ぐに寒くなってしまいます。 また、いくら空気が22℃になっていても、エアコンでは寒く感じます。 つまり、夜寝る時に「布団があるから」と極端(2度以上)に下げると朝の体温が 上がらない時間帯には、寒く感じることになります。 日中に22℃を設定される方は、夜間に下げても1℃位でないと、朝が寒いでしょう。 以前に別のオーナー様で、設定温度19°の方がみえましたが、「殆ど変えない」と おっしゃっていました。 その日も、外気は体感0°近い感じの寒い日でしたが、家の中は快適でした。 僅か1℃の違いですが、大きく感じます。 また、加湿器の設定の前出の方は40%、後出の方は50%でした。 湿度も体感温度に大きく影響します。 なにより、18°設定で室温が22℃以上あっては、加湿器は機能しません。 CAFが稼働する時に加湿器の威力が出るので、設定温度より室温が高くては 湿度コントロールが出来ていないことになります。 快適な温度と湿度は、人に依って差が有り、一概に19°50%がベスト、とは 言いきれませんが、ウイルスや、細菌の繁殖を抑えるゾーンの中心値は50%です。 また、動いている時間帯は19°位、逆に就寝時のような安静時には、20℃位と 考えられます。 なによりも、ご自身の快適ゾーンを探って頂いて、一日の設定温度を1℃以上変化 させないのが、CAFを使いこなす方法と言えます。 風邪やインフルエンザを召さぬようご自愛下さい。

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