スタッフブログ
2016/01/17
それから4年。なぜ建てた建設会社に依頼しないのか?|外断熱リフォーム2件(その6)
カテゴリー:スタッフブログ
そして4年、快適になったご自宅と息子さんの家との違いに心を痛められ、今回のご依頼となったのです。
まず私の疑問は「なぜ建てた建設会社に依頼しないのか?」と言う点です。
すると、新築時からいろいろ有り、その都度手直しをして貰ったが、付け焼刃で完治せず 雨漏り、漏電、亀裂が止まらない、しまいには「洪水が有って図面を紛失した、当時の監督も退社し、どうしようもない」と言われたそうな。
その図面が偶然にも私の手元に残っていた。
仕事は弊社に来なかったが、確か当時、若奥様から「意見だけでも聞かせてほしい」と図面を預かった記憶が蘇る。
建物はRC(鉄筋コンクリート)の壁工法と木造軸組の混構造。
RC部分に張られた擬似石のあちこちに亀裂が入って、そこから明らかな漏水が見られる。
一見、フランクロイド:ライト風の壁工法で出入りの激しい面がつづく複雑な形。
屋根は金属瓦。(ガルバリュームのはずが何故か錆びている)
軒裏に雨水が伝わって、シミがあちこちに見られる。(樋形状に問題有り)
サッシは2階がアルミで、1階がスチールの打ち込みサッシ。
当時流行りのルーバーガラスが縦に細長くなってやたらと使ってある。