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2016/03/15

見えて来た「無暖冷房住宅」への道(本当のゼロエネルギーハウスを求めて)-その2

カテゴリー:スタッフブログ

Y邸には、除湿器を付けていませんが、もし、夏の湿度コントロールがもう少し(現在は自然素材による自主コントロール)すれば、冷房は掛けなくても済むかもしれません。

但し、湿度の機械式コントロールは、冷房費と変わらないか、それ以上になる事もあります。

暖房は、設定温度によってその負荷が変わりますが、全館空調の特徴として、室温20℃程度で、たいていの方は快適に暮らせます。

Y邸の新築住宅時に設計したUA値は0.4以下、Q値1.0程度、C値0.3です。

実測はすべての数値で上回る事が出来ました。

改良の余地として、玄関ドアの気密断熱性能(Uファクター2.3、四隅に隙間有り)

南面窓開口(ガラス面積)の量と庇の適正化。(窓に掛かって、日光を遮り過ぎる)

など、幾つかの改良点が残るが、性能的にはパッシブハウスの手前にまで来た感じです。

屋根の遮熱断熱はほぼ完璧(自画自賛過ぎ?)壁の断熱性能もこれ以上の必要は無いかも(あくまで、現時点ですが)

アメリカのKELVINATOR社製エアコンシステムとカナダのLIFEBREATH社製熱交を組み合わせ、HEPA仕様の空気清浄機(LIFEBREATH社)をコンプリートした弊社オリジナルの空調システムは2.4tのヒートポンプ方式です。

けして、省エネとは思えない時代遅れ的機械で、国産のダイキンやパナソニックなどに揶揄されそうなものですが、構造がシンプルなため、一度稼働し始めれば壊れ難いのが特徴です。

ダクトはガスや水道管と違い、空気の流れで、圧力も僅かなため、半永久的に持ちます。

OA(新鮮な外の空気)は熱交換機を通して空気清浄機(HEPAフィルター付)へ、さらにエアハンドラー(送風機)に送られ、各部屋やLDKにSA(サプライエアー、管理された空気)として届きます。

それぞれの空間にはEA(回収される空気)の口が有り、気流の流れを造って空間をムラなく温度管理します。

EA(回収された空気)は基本的に汚れていますから、エアーハンドラーに送られる前にフィルターで濾され綺麗な空気となって送り込まれます。

空気清浄機の風量が225㎥/hで常時還流していますが、冷暖房時でエアーハンドラーの作動時には、1750㎥/hの風量が有ります。

1750㎥から225㎥を引いた1625㎥(約7倍)は部屋内の冷暖房された空気となるので、エネルギーロスが非常に少ないのです。

更に言えば、空気清浄機に送られる空気自体(OA)が熱交換換気扇により外部の熱と内部の熱の交換をした空気です。(熱交換率85%)

結露の心配のない顕熱交換を採用していますので、熱交換器内でカビ等が発生することも有りません。(全熱交換は、熱交換素子が湿気も通してしまうので、結露した場合にはカビの発生する危険が有ります)

外気温と室内温度を交換させて、空気清浄機に送り込みます。

また、排気する空気(EA)は臭いが気になるトイレ、湿度の貯まりやすい脱衣室、同じく臭いや湿度、煙などが気になるキッチンの3か所から吸い取った空気を使い、熱交換した後はそのまま外気に排気します。

これが、Y邸における全館空調システムの全貌です。

建物の床面積当たりで換算すると、28円/㎡、93円/坪の冷暖房費になります。

一般的に、200円/坪を下回ると<パッシブハウス>と呼べるそうです。

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