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2019/03/29

全館空調の続き②

カテゴリー:スタッフブログ 加藤社長ブログ

弊社が造った家の大きさが同じ40坪、2013年新築の家(UA値0.5)は、ガスと電気合わせて年間18万円でしたが、2年前に建てたUA値0.34の家では、オール電化でしたが、年間光熱費が10万円でした。

どちらの家もC値は0.4以下でした。

オール電化だから安い、というのではなくUA値の違いが大きいのです。

これを見てもお解りの様に、全館空調は決して贅沢な設備でもなければ無駄でもないのですが、断熱性能やC値の低い家に設置すると、とんでもないことになります。

現在の多くの家(ハウスメーカーや一般工務店の作り)は、UA値0.6以上、

C値1以上(1より悪い)のが殆ど、と言っていいでしょう。

私が危惧するのは、間違った口コミで全館空調を普及させる妨げになる事です。

「電気代がすごい」「思ったよりも快適じゃない」など、間違った建物と間違った知識、間違った工事をすることによる「間違った全館空調」が広まることを恐れています。

最近、流行している「床下エアコン」もその例です。

基礎断熱するから、床下を有効に使い、壁掛けエアコンを半分埋め込んだ状態で

床下に冷暖房空気を流し、ファンを利用して建物全体に送り込む式が多いようですが、この方式には大きな危険性をはらんでいます。

新築時の床下(基礎断熱した)は、湿度が90%近く有ります。

暖房時には、乾いた暖気を入れることになりますから、悪くないのですが、夏場高湿度の床下に冷気を入れたらどうなるでしょう?

明らかに結露を引き起こします。

基礎コンクリートの水分が90%以上抜けるには3年~5年はかかります。

まして、基礎断熱により密閉された空間です。

また、床下の空気を室内に送り込むことになる仕組みも問題です。

即人体に有害とは言いませんが、せっかく自然素材の家を建てたのに、コンクリートの表面が剥きだした床下の空気を室内に入れ込むのはいかがでしょう?

エアコンのシステムとしても、壁掛け式は本体内に結露を生みますが、掃除をこまめにする必要があり、おろそかにするとカビを室内にまき散らしてしまう事になりかねません。

壁掛けエアコンは、小型で量産されていますから、安価でもあり、高性能とも言えますが、風量は大きくないので、送風システムが必要です。

人は自然な風には心地よさを感じますが、人工的な風を嫌う方も多く、特にエアコンの風を苦手な方は多くいます。

その本質は、カビが混ざっていることにもよりますが、基本的に風速15m/S

(分速15m)以上の人工的な風は不快だとされています。

自然界では分速15mはそよ風にもなりませんが。

つまり、空調の風はごく微風でなくてはならず、ゆっくりと包むように温めたり、

冷やしたりすることが快適な冷暖房につながるのです。

また、本質的に全館空調と呼ぶには、空気の一元管理をすることが肝心です。

除加湿をコントロールしたり、清浄するにも空調機能と一体にできるかどうかは、全く次元の違う仕組みなのです。

北米で30年以上にわたり考案されてきた「全館空調システム」と「なんちゃって空調」を比較することも愚かな気がします。

床下埋め込み型壁掛けエアコンは、決して「全館空調システム」ではないのでお気を付けください。

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