スタッフブログ
2015/12/04
部分断熱リフォームをやってみた。(その5)全5/8
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床下を60㎜の高性能断熱材(EPS特号、熱伝導率0.034)を敷き詰めて基礎からの冷気を遮断。この場合、調湿は無垢フローリングの厚み21ミリに頼って、その下のEPS(発砲スチレン)はむしろ防湿と考えています。
無垢の根太とその下の桧合板、更にその下のパーティクルボードが緩やかに調湿することになります。
天井、1階の部屋ですから、天井の上には2階の床が来ています。
この間に熱交換型換気扇(三菱ロスナイ、ダクト式)を組み込む事にしました。
部屋の熱損失の一つに<換気>が挙げられますが、この家の場合はパイプファンが壁に付けてある2種換気(吸気は外の空気を直接入れる)でした。
つまり、ファンを回すと、北側にある給気口とか、ドアの隙間、キッチンの換気扇の隙間を使って外の空気を入れていたのです。
これでは、どんなに断熱性能を高めても室内の温熱環境は良くなりません。
ちなみに、天井には40㎜のEPS特号断熱材を負荷しました。