スタッフブログ
2016/01/19
「鉄筋コンクリートは意外に結構暖かい」は本当なのか?|外断熱リフォーム2件(その7)
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「とにかく夏の暑さは地獄です。冬の寒さは厚着すればいいけど」と奥様の言葉。
打ち合わせは一昨年の12月、寒くて室内でダウンジャケットを着ながらでした。
お母様もコートを羽織っての同席「加藤さん、どうしてこんなに寒いの、何とかして」
コンクリートの壁は容赦なく体温を奪い、灯油ストーブが暖める間もなく冷やされて行きます。
私は暑いのも苦手ですが、寒いのはもっと苦手、足元が寒くてじっとしていられません。
エアコンの暖房では、莫大な電気代が掛かりそうです。
当時の設計士には、断熱をあまり重要視せず、「鉄筋コンクリートは意外に結構暖かいぜ」などと本気で言っている人も。
もちろん、この家にも断熱材は使われていましたが、<吹き付けウレタンの50㎜>としてあるだけです。
木造の2階部分は屋根、壁ともグラスウールの100㎜です。
当時としては、やや多めですが、金属屋根からすると、高密度グラスウールの200㎜以上なければ、効果は有りません。
屋根も壁も高密度ではなく普通(16kg)のグラスウールでした。