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2018/07/31

内装仕上げ

カテゴリー:体への安全性

高気密住宅は、隙間風が無いので、作られた室温を長く保つことが出来て、省エネに

繋がり、全館空調システムだけでなく、個別エアコンの場合でも譲れない住宅性能です。

ところが、高気密にすればするほど、ある病気を引き起こす可能性が高まるのです。

それが「シックハウス症候群」。(以下シックハウス)

シックハウスは、2000年頃から顕著になり、2005年には社会問題化して、つい     に新築時の換気装置設置義務化、使用建材のVOC(揮発性化学物質)の制限などを法制化するに至りました。

当時(2000年前後)の日本の住宅の気密度は、良くてC値=3~5程度と考えられます。

C値というのは、単位面積当たりの隙間度を表します。(C値=1は1㎡辺り1cmの隙間)

それからすると、現在の高気密住宅とされる家のC値は、1.0以下。

弊社の過去5年の平均値がC値=0.40前後。

シックハウスが問題化してきた当時に比べると、5倍から10倍も気密度が上がっています。

法制度化された時期の基準では、またぞろ問題になる可能性が有ると考えます。

 

では、どんな建材にVOCは潜んでいるのか?

まず、最も一般的な物が合板です。

合板は、その体積のかなりが接着剤の重さです。

VOCを低減するために接着力を犠牲にして生産していますから、構造用面材としての合板

は、全く残念なことになっています。

見た目には分からない合板が有ります。

合板フロアー、又は合板フローリングと呼ばれる床材です。

ハウスメーカー、建売り、一般工務店のほぼ全てが、コストを下げるようにお願いしたら、

又は黙っていたら、この材料を使うでしょう。

しかし、この材料はその名の通り、合板で出来ています。

そればかりでなく、表面に薄く貼られた単板(木の貼物)や、それを保護するための塗料

からVOCは出ています。

合板は、歪みが無く、厚みも粘りも有るので、優れた建材ではあります。

しかしそれは、室内の表面に使うものではありません。

高気密住宅でなく、土壁と柱の間から常に外気が入れ替わるような(昔はよく虫かごの家と言っていた)家であれば、殆ど問題にもならないでしょう。

それでは、住んでいる人がたまったもんではないですし、冷暖房費も甚大です。

そこで結論、床材は無垢材を選ぶ。(杉、桧、パイン、広葉樹等、好み嗜好性、予算で)

表面の塗装は自然塗料とする。(オスモカラー、リボス、植物性オイル等)

 

内装の床が決まりました。

その次に問題になったのが、壁や天井に貼るクロス。

クロスは、その名の通りで言えば、「布」のはずですが、本当の布は、汚れやすく

扱い辛い為、風合いを模した「ビニールクロス」が造られました。

ビニールクロスは、紙の上に可塑剤を発泡させた物で、2重構造になっています。

当初、シックハウスが発生した時は、クロスを貼る時の接着剤に問題が有る、と考え

接着剤をエマルジョン(水性デンプン糊)に換えるようになりましたが改善せず、寧ろ

クロスの裏側に結露して、デンプン糊が餌になってカビの発生を促成してしまいました。

それ以後も、室内VOCの濃度が改善されないので、さらに調べると、判って来ました。

実はビニールクロスの生産者が隠していた可塑剤こそVOCの発生源だったのです。

床より何倍も面積が広い壁と天井からVOCを発生されたらたまりません。

建材使用ガイド基準の☆(スター)が定められ、シングルスター☆~フォースター4☆迄で表し、シングルスター☆は、殆ど使えない、フォースター☆☆☆☆は、使用面積の制限無し、

となっています。

しかし、ビニールクロスのフォースターは、一定レベルのVOC抑制を意味していて、発生していない訳ではありません。

2005年当時の基準値で大丈夫であっても、安心、として良いでしょうか?

シックハウスは、よく花粉症と比較されます。

花粉症は、ある一定の許容量を超えると発症するとされていて、その許容量は一人一人違っているそうです。

僅かでもVOCを出さないようにすることが、高気密住宅の必須条件ではないでしょうか。

また、接着剤に発生したカビは取り除く事が不可能(剥がせばできますが)です。

なぜカビが発生したのでしょう?

ビニールクロスに透湿性が無い為、室内温度と壁内温度に差が生じた場合に、湿度の逃げ場が無くなり、ビニールの裏側、つまり接着剤が有る紙の部分に結露したのです。

 

K’z-HOMEは、壁内結露を排除することが大切である、と考えています。

人の健康はもちろん、建物の構造材にも有害な「壁内結露」こそ、絶対に避けなければいけない高気密住宅の隠れた必須条件だと思います。

其処に気づけば、後は簡単です。

壁も天井も透湿性が有るVOCを発生させないもので仕上げる、だけです。

K’z-HOMEの一般的な仕上げ方法は、柱間に充填されたセルロースファイバーをプラスターボード(石膏ボード:石膏を紙で挟んだ透湿性の高い材料)を貼り、その上に紙クロス

(オガクズを挟み込んだ天然パルプ紙)を貼り壁表面のクラックを防ぎます。

その上にお好きな素材(水性塗料、卵の殻を原料にした塗料等)を塗って仕上げます。

漆喰や珪藻土、羽目板、タイル等を貼る場合は紙クロスを必要としません。

 

 

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