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2019/04/26

2級木材救命士を拝命しました。

カテゴリー:スタッフブログ 加藤社長ブログ

3月下旬に「液体ガラス」なるもののセミナーを受けてきました。

「液体ガラス」とは、ガラスと同じ原材料:石英を常温でコロイド状に液体化させ、

木材に含侵させると、木材の導管内に入り込み数時間で木質繊維(ナノファイバー)と一体化して、硬化する物質です。

ガラスというと、硬くて重く脆くなる印象ですが、実際はナノ粒子の世界。

木材の持つ自由水と入れ替わって、重量的には変わらない(乾燥度20%同等)重さです。

 

この「液体ガラス」は、10年くらい前からTV番組の「夢の扉」や「ワールドビジネスサテライト」などで紹介されて、知ってはいました。

いつから実用化されるのだろう?と思っていたのですが、なかなか私たちの手元に届くことがなかったので、閉鎖された特殊ビジネスか、製品そのものに問題があるのかと、何時かあきらめていました。

 

それが、昨年末東京ビッグサイトで開催されたグッドリビングショーのブースで発見!

あの「液体ガラス」か?と一瞬疑いましたが、どうやら生き残っていたようです。

そして年明け、戸建てリノベーション工事を手掛けて、どうしても液体ガラスを必要とする場面が出来てしまいました。

そこに先方の会社(㈱ニッコー)から営業の電話。

渡りに船、とは正にこのこと。

早速営業の方とお会いして、販売方式を伺うと、「セミナーと研修を受け、受験して合格した方にしか売りません」というお話。

なんとまどろっこしい売り方、と思いながら弊社の緊急事態を説明。

すると、「本当はよくないけど、私の一存で受けます」となり、弊社液体ガラスの初工事となりました。(何に使ったか、は秘密です)

ただし、その時の条件で、後にセミナー、研修、受験するということでした。

 

さて、セミナーこそ東京の杉並区で行いましたが、研修は山梨県の大月市にあるニッコーの工場です。

東京からは特急で1時間足らずですが、愛知県の半田市となると、公共交通機関では誠に不便、中央線でも4時間、東京へ出ても4時間、費用もばかになりません。

仕方なく車で向かうことに。

中央道では、一旦諏訪まで出て大月まで東京方面に向かうと350キロ、新東名を使うと

御殿場で降りて、東富士バイパスを使うと310キロと40キロも近い。

朝5時に出発して、9時30分に会場に着くと全国から40名ほどの参加者がもう到着しています。

名物社長の潮田氏から約1時間の講演をいただき、液体ガラスの将来性を拝聴。

ところが、この日の大月市の気温はなんと3度、雪が降ってもおかしくない寒さ。

(実際、関東方面では雪が降ったそうです。)

作業をすることもあって、屋外での研修は、身も凍るような気がしました。

液体ガラスは、不燃物ではありませんが、燃えにくいことは確かなようです。

難燃性を強く持っている事は理解できました。

そもそも、私が「液体ガラス」に求めていることは、木材の不燃化よりも不朽化です。

木材が劣化する要素は、腐朽菌の繁殖によるのですが、そこには湿度、酸素、水があります。

湿度と水は元は同じですが、液体である水と水蒸気である湿度はその分子の大きさがまるで違います。

水蒸気は水の6000分の1の大きさしかありません。

湿度が高くなって、結露を起こすと初めて腐朽菌の繁殖するフィールドができるのです。

腐朽菌も酸素がなくては生きれないので、木材を保存する方法の一つとして、水の中につける水中保存というものがあります。

筏や船が容易に腐らないのはそのためです。

木材の中にある導管(植物が成長する際に地下茎から枝葉末端まで栄養分を送る道)内に

残る自由水(木材には含水率で表す水が有り、2種類に分類され組織を作る

結合水と自由水に分かれる)が問題であり腐朽菌の繁殖を促す。

その自由水を取り除き、代わりに導管の中に液体ガラスを詰め込むことで、非常に腐りにくい木材が生まれる。

そんな説明を受けながら、既存の建物に使う場合の研修、新規の建物や木材に使うときの工程などを、手取り足取りの状態で教えてもらいました。

現在建築中の「国立競技場」の屋根部分に使われる木材も「液体ガラス」処理されたそうです。

新駅の「高輪ゲートウェイ」もコンコースの屋根を木製化しましたが、「液体ガラス」処理されたそうです。

この液体ガラスなるものを、どう使うか?

今のところ、輸入規制が厳しくなってきた「カリフォルニアレッドウッド」の代わりに国産材の杉、ヒノキを使って「液体ガラス」加工してみようと思っています。

もともとは、コンクリートの劣化防止のために開発されたものだそうで、弊社のモイスにも相性はいいかもしれません。

早速、実証実験をしてみるつもりです。

結果はまた次回のブログにて。

 

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