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2019/05/24

令和元年に思うこと。②

カテゴリー:先代社長のブログ

国土の70%が山岳地帯である私たちの国日本。

37万平方キロの面積の実に25万平方キロが山です。

よく、日本の国土はアメリカ、カリフォルニア州の5の4などと言われますが、

そのカリフォルニア州の山岳割合は50%もありません。(標高500m以上)

州都のロサンゼルス周り(グレートロサンゼルスと呼ばれる)は、関東平野を上回る平坦な土地が広がっています。

むしろ緩やかな丘を居住地として開拓され、日本人も多く住むオレンジカウンティ―やニュウーポートビーチなどは、丘の上ほど高額な家が立ち並んでいます。

それを似せて造ったのが、千葉県丘陵地に立つ東急不動産開発のいわゆる「千葉リーヒルズ」

でした。

バブル崩壊によって、頓挫し無残な姿になりましたが、最近になって見直されているようです。

日本の人口は、2010年をピークに漸減をはじめ、2040年には1億人を切る勢いで減っています。

遠い未来ではなく、20年後のことです。

住宅のストックは、現在6千2百万戸を超え、非居住戸は18%以上の1千万戸に達しています。

全国平均の話ですから地域によっては、5軒に一軒以上の空き家を抱えている事になります。

 

かつて、田中角栄氏が「日本列島改造論」を提唱したことがありました。

新潟県の出身者である田中氏にとって、かつて北前船で栄えた日本海側の町の凋落や、東京一極集中に進む日本の進路に疑問を投げかけて、全国の経済発展を目論んだ、意欲的な提案だったと思います。

自らの汚職事件により、実現することはできませんでしたが、もしもその遺志を継ぐ人が有って、もっと大局に立って進めていたら、どのような国が見えたでしょうか?

勝負ごとに「もしもや、たら」は禁句ですが、政治の世界は有ってもいいともいます。

なぜなら、人生も世の中も「やり直し」は可能なはずだからです。

やり直せない世の中にしてはいけない、と思います。

そのためには、過去を反省し、正しい分析が出来ることが肝要です。

今必要とされているのは、日本の安全をどうやって高めるか?です。

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