スタッフブログ
2015/11/28
部分断熱リフォームをやってみた。(その3)全3/8
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そこで、室内側の仕上げ下地に一般的に使われるプラスターボードではなく、三菱マテリアル社製の<MOIS>(モイス)を採用、この材料は透湿抵抗が殆ど無く(ほぼ0)、仕上げ材として塗る珪藻土との相性も良い(密着性が高い)こと。
主成分がバーミュキライト(鉱物)ですから、腐ったり虫に食われたりしません。
また、ホルムアルデヒドを吸着分解する性質を持っていますから、室内の空気の浄化にも役立ちます。そんな優れものですが、弊社では今まで外壁の耐力壁面材として使用してきましたが、プラスターボードの10倍近い価格のため、室内での使用は諦めて来ました。
でも今回のような限られた空間を触るリフォームには、使用面積が多くないので、その価格差も大きな問題ではありません。(4000円が40000円、36000円の差)
新築や大規模リフォームではしたくても出来ない事が部分リフォームでは可能です。
更に、珪藻土壁に有り勝ちな接触によるキズや剥がれを嫌い、腰壁には桧で出来た無垢の羽目板を回しました。
これも調湿効果を狙っています。