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2019/02/08
三都セミナー
1月23日、24日、25日の三日間連続のセミナーに講師として参加。
23日は大阪、24に日が名古屋、25日には東京、という強行軍です。
以前にも三重県津市や、大阪府堺市などでは、講演しましたが、本格的なセミナーは、
今回が初めて。
題目は、木質繊維断熱材の特性と今後の家づくり。
大阪は、新大阪駅のすぐ傍にあるイベントビル。
名古屋は、白鳥国際会議場。
極め付きは、東京の目白に有る自由学園(重要指定文化財)の校舎。
自由学園は、基本設計がフランクロイド ライト。
80年前の戦前の建物が、奇跡的に戦禍を免れた貴重な建物です。
ご一緒に講演された田中 辰明お茶の水女子大学名誉教授。
田中先生は、ブルーノタウト(20世紀初頭のドイツの建築家)の日本での足跡を研究、
第一人者でも有ります。
20代でドイツに渡られ、ヨーロッパの建築を学ばれた、日本における外断熱研究の草分けでも有ります。
3日間ともご一緒させていただき、第一部を田中先生の理論的、歴史的観点と現在の環境先進国としての、外断熱材として木質繊維断熱材が優れている点を。
後半、第2部として、私(加藤 計元)が、その実践と具体的なデータを提示しながらの
木質繊維断熱材の日本における断熱材としての優位性を伝えました。
ヨーロッパの国々が、建築の木造化に向かって進み始めている事をご存じでしょうか?
ドイツでは、高層ビルですら木造化を図っており、石造りが90%以上のフランスですら、
政府が補助金制度を設けて、木造化を推進しています。