安全な家とは? その5

 

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リフォームをするとよく出くわすのが、水回りに巣食うシロアリです。

浴室、洗面所、台所など漏水や湿気が多く溜まる場所に巣が出来ています。

 

その他には、壁内結露が有りますが、その原因は断熱不足、不良が考えられます。

特に多いのが、サッシ回りの結露による湿気が柱、土台に常態化して、シロアリを呼んでいるケースです。

 

かつては、基礎が布基礎や束石であったため、土の部分が現しになっていて、そこに湿気が上がる事により、シロアリが発生したものですが、現在のようなベタ基礎にする事により、地下からの侵入は無くなりました。

 

ですが、シロアリのような生物は思わぬ処から侵入するものです。

換気扇やエアコンの冷媒管取り入れ口、ドアや窓の隙間でも可能性はあります。

では、どうすればいいのでしょう?

 

シロアリ駆除の薬剤を撒けば良いのでしょうか?

シロアリに強い材料を選べば良いのでしょうか?

シロアリ駆除剤と言っても人体に悪影響が有るようでは使いたくありません。

 

現在、最も安全で効果的とされる駆除剤が「ホウ酸ナトリウム」です。

これは、人体では代謝可能な(排出される)物質である「ホウ酸」がシロアリやゴキブリなどの腎臓機能を持たない原始生物が代謝出来ないことを利用したものです。

効き目はほぼ永久的で、温度変化も有りませんから安心ですが、欠点は水溶性が有る事です。

 

もっとも、水溶性があるから刷毛塗りや噴霧が可能なのですが。

つまり、雨に当たる場所や、水に濡れたりすると、表面から流れ出てしまうのです。

結露や漏水によって、ホウ酸の効果が無くなってしまう畏れも有るわけです。

 

そう考えると、最も効果的なシロアリ対策は、湿気を溜めない家にすることです。

湿度75%以上になると<カビ>が発生し易くなり、結露が始まります。

木材の含水率があまり高くなると腐朽菌が発生し易くなるのです。

いずれも、湿度の高い状態が永く続くことによって引き起こされます。

シロアリは湿度が低くても、直ぐに死滅する訳ではありませんが、乾いたところに居続けることは出来ません。

結果的に、水分補給が難しい状態にすることが、シロアリを防ぐことになるのです。

 

 

だからと言って、過乾燥にするのではなく、湿度70%以下に保つ(快適湿度は45%~65%)事が、ウイルスやカビからも人体だけでなく<家>そのものも守る事になるのです。

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