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2022/03/31

気密検査とVOC検査を行いました

カテゴリー:全館空調 スタッフブログ 体への安全性 気密性能

 

先日新築のお家でVOC(揮発性有機化合物)検査と気密検査を行いました。

ケーズホームでは、全棟『VOC検査』と『気密検査』を行なっております。

気密検査を行なっている工務店さんは増えてきましたが、VOC検査までやっている所はまだまだ少ないのではないでしょうか。

そもそもVOCってなんだ?と思うかもしれませんが、

VOCとは、大気中で気体状となる有機化合物(化学物質)の総称です。

塗料や接着剤など様々な物から排出され、大気中の濃度が一定の数値以上になると人体に悪影響を与える可能性があります。シックハウス症候群の原因でもあります。

個人差はありますが、「頭痛」「吐き気」「倦怠感」「肌の不調」などの症状があります。

住宅でVOCを排出する主な物としては、

·ビニールクロス(壁紙)

·合板フローリング

·塗料

·接着剤

·家具や家電

·カーテンやカーペット

·衣類

などなど、あげたらキリがないですが、結構身近な物からも排出されています。

そこでケーズホームでは『自然素材』にこだわり、VOCが少ない住宅を目指しております。

壁紙は紙クロスや漆喰塗りを行い、床は無垢材。断熱材は木質繊維断熱材とセルロースファイバーを使っています。

また、自然素材を使っているからといって、VOCが全く出ないわけではありません。上にも書いてあるように、家具やカーペットなどの住宅には欠かせない物からも排出されます。そのため気密を上げるとVOC濃度も必然的に上がってしまいます。ではどうしたら?もちろん換気をするしかありません。

住宅には24時間換気システムを導入しなければならないという、建築基準法があります。

一般的な住宅には、壁に穴を開けて直接換気をする『第三種換気』というものです。部屋の中に丸や四角い通気口を見たことはないでしょうか?あれはお風呂場やトイレなどの換気扇で外に空気を逃し、その穴から新鮮な空気を入れるという物です。でも大体の人は穴を閉じているのではないでしょうか?冬場なんかは特に寒い風が入ってきますからね···

また壁に穴を開けるということは、折角上げた気密性を下げる行為でもあります。じゃあどうやって換気をしたらいいのか?

ケーズホームでは『第一種換気』という、機械式の換気方法をとっています。屋根裏などに機械室を設け顕熱式熱交換機を置き、ダクトを使い換気をするというものです。※詳しくはコチラから。

 

そうすることで、隙間風のような不快感もなく、しっかりと新鮮な空気を循環することができます。これで本当の【自然素材でできた高気密の家】になるわけです。

こういった誰も教えてくれないようなマニアックな考えのもとで日々家造りを行なっております。

気になった方は是非、お問い合わせまたはご来店してみてください。

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